
エコノミークラスは座席間隔が狭くて窮屈。安いから仕方ないけど機内を快適にする方法って何かありませんか?
エコノミークラスは座席間隔が狭くて足が伸ばせず結構疲れますよね。
移動するのに疲れては元も子もない、ということで本記事ではエコノミークラスにさんざん乗りまくった筆者が身につけた「機内を快適に過ごす方法」についてご紹介します。
この記事を読むと身につくこと
- 機内を快適にする服装・アイテム6選
- 座席を選ぶポイント
- シートを倒すときの英会話
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エコノミークラスで快適に過ごす方法

行き先にもよりますが、東南アジアなら4〜6時間ほど機内で過ごす必要があります。
服装と機内に持ち込むアイテムを揃えると移動疲れは格段に減ります。
体力温存に役立ててください。
機内は着心地を重視する
機内で快適に過ごすには服装選びが大切です。
機内で楽な服装
- 履き心地の良いズボン
- しわがつきにくい上着
- サンダル
それでは順に説明します。
伸縮性の良いズボン
デニムなどの固い素材やピッタリしたスキニーを履いて長時間座りっぱなしだと脚が圧迫されます。
伸縮性の良いは着心地が楽なズボンを選びましょう。
スウェットでも問題ありませんが、だらしなく見えてイヤだという人にはカジュアルもフォーマルも両方こなせるGUNZE(グンゼ)のストレッチパンツがおすすめです。

伸縮性抜群で乾きやすい素材は雨に濡れても安心です。
ウエストはゴムとヒモなのでベルト不要。
空港のセキュリティチェックを素通りできるのでなにかと便利で3着リピート買いしました。

カジュアル・フォーマルどんな場面にも合うので重宝しています
しわがつきにくい上着
機内の温度は夏・冬関係なく22℃〜25℃あたりに調整されています。
伸縮性がある薄手のパーカーや長袖のスポーツウェアあたりを用意すると旅先で使いまわせて便利です。

軽くて乾きやすいてコンパクトにたためる服装を選びましょう。
サンダル
サンダルの良さは靴下のまま履けるところ。
靴を履くと気圧の低下で足が締め付けられるので機内はなるべく靴を履き替えましょう。
飛行機搭乗前にサンダルに履き替えて靴を機内持ち込み用カバンに片付けると楽ちんです。
おすすめのサンダルはクロックス。
クロックスは履き心地が良い、歩きやすい、すぐ乾くので旅先で重宝しますよ。
機内を快適にするアイテムを用意する
つぎに機内を快適にする便利グッズをご紹介します。
実際に筆者が機内に持ち込んでいるアイテムをまとめると次の通り。
機内を快適にするアイテム
- ネックピロー
- 耳せん
- マスク
- マフラー / ストール
- 歯ブラシ
- ペットボトルに入った水
特別なものはなく普段の生活でも使えるものばかりです。
「荷物は少なくコンパクト」を心がけて本当に必要なものだけ持ち込みましょう。
①:ネックピロー
ネックピローのある無しで快適さが格段にかわります。
空気で膨らますネックピローは持ち運びに便利です。

本音を言うと、空気式ネックピローよりも無印良品のネッククッションが寝心地が良し。
持ち運びに便利な空気式ネックピローか寝心地重視のネッククッションか、持参する荷物の量と旅の日程に合わせてお考えください。
②:耳せん
機内は常に「ゴォーーーッ」というエンジン音がわずかに聞こえます。
気にならない人なら問題ありませんが、周りの音が気になってしまうなら「耳せん」を持参しましょう。

筆者は耳の圧迫が少ないSサイズをメインに使用しています。
サイレンシアにはフライト専用タイプもあって、気圧変化による耳の痛みを軽減できます。
気圧に悩まされている方はお試しください。
③:マスク
今ではなくてはならない存在になりましたね。
意外と乾燥している機内。
筆者は喉から風邪をひく場合が多いので飛行機に乗るときは必ずマスクをして喉のケアをしています。
寝顔も隠してくれるので手放せないアイテムです。
④:マフラー / ストール
LLC飛行機を利用するとブランケット貸し出しサービスがない場合があります。
そんなときの寒さ対策にストールがあると役立ちます。

首元を暖めると驚くほど寒さが和らぎますよ。
今治(いまばり)のコットンマフラーはオールシーズン使用可能。
ジップロックに入れて腰当てクッション代わりにすることもあります。
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機内持ち込みだけじゃない!海外旅行者目線のジップロック活用法
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シンプルなデザインは服に合わせやすくて夏意外の季節ではよくお世話になっています。
47色あるので服のワンポイントにもピッタリです。
⑤:歯ブラシ
人生において歯は大切です。
食後や長時間フライトでベタベタになった口の中を清潔に保ちます。

座りっぱなし予防も兼ねて歯磨きしましょう!
⑥:ペットボトルの水
水は機内ドリンクで無料で飲めますがペットボトルに入った水を用意したいところです。
理由はペットボトルならキャップが閉めれて置き場所自由、好きなときに水分補給ができるから。
熟睡して機内ドリンクを受け取りそこねた場合や、はじめから機内ドリンク不要と決めているなら水を用意すると安心です。
豆知識
手荷物検査では100ml以上の容器に入った液体を持っていると没収されますが、検査を終えたあとならコンビニや自動販売機で購入した飲み物を機内持ち込むことは可能。
空のペットボトルやウォーターボトルを用意して、搭乗前のロビーに設置されている冷水機から水を入れている人もちらほらいますよ。
座席を選ぶポイント
続きまして座席選びのポイントについてお話します。
窓側・通路側どちらが快適なのか迷いますよね。
それぞれメリットがあるので、機内の過ごし方に合わせて席を選んでください。

窓側:機内はずっと寝たい人
以下のように決めているなら窓側を確保してください。
窓側を選ぶ人
- 機内はずっと寝て過ごす
- 機内ドリンク、機内食は不要
- トイレにも行くつもりはない
誰にも邪魔されずに熟睡するのも一つの過ごし方。
窓側を選んで機内食をなしにすると、本当に寝続けることは可能です。
LLC利用の食事なしを選ぶと移動費を節約できるのも魅力的。
熟睡するためにネックピローを上手に使って窓側に寄りかかって寝やすい体勢を見つけましょう。

筆者は機内食不要で、現地に到着してから食べたい派です
通路側:こまめに身体を動かしたい人
こまめに立ち上がり身体を動かしたい人は通路側を選んでください。
片側が空いているので気分的にも楽になります。
欠点は内側にいる人が席を立つ際、自分も席を立つ必要があるということ。
たまに身体だけそらして前を通らせる人を見かけますが、奥の人は出にくくて困っています。

隣の人が席を立つとき、通りやすいように立ち上がって通路に出ると親切でかっこいいですよ!
シートは無言で倒しても問題ないが・・・

エコノミークラスの狭くて寝にくいスペースを少しでも広げるためにシートを倒したいと思った経験はありませんか?
シート、倒しちゃいましょう。
かなり楽になりますよ。
シートを倒すときは後ろの人に確認と取る必要はありません。
なので無言でシートを倒しても問題ありませんが「一言断ってからシートを倒したい」という人のために、ここからはシートにまつわる英会話についてご紹介します。

食事のときは後ろの人が食べにくいから戻してね
英語で伝える:シートを倒してもいいですか?
シート倒していいですか?
- Can I put my seat back?
- Can I recline my seat? 「 recline:(リクライン)座席を後ろに倒す 」
尋ねる前に「 Excuse me 」をつけると丁寧です。Excuse me, Can I 〜
「 Can I 〜 」を「 May I 〜 」にするとさらに丁寧な表現に。
「 Mind if I put my seat back? 」や「 Would you mind if I recline my seat? 」も同じ意味になりますが、英語に慣れていない状態で選択肢を多くすると言葉がパッと出てきません。
なので「 Can I put my seat back? 」か「 Can I recline my seat? 」のどちらか言いやすい方を覚えておきましょう。

相手の承諾を得たら「 Thank you 」と伝えましょう
英語で伝える:シートを元の位置に戻してください
食事のときに自分の前の席が倒れたままでは食べにくいですよね。
もしも前の人がシートを戻してくれない場合、直接言いにくいのであればCAさんから伝えてもらう方法も有効です。
前のシート戻して(CAさんに)
- Excuse me, Can you tell ( him / her ) to put the seat up?
このようにCAさんに言うと、CAさんが前の席の人に「シートを戻してください」と伝えてくれます。
丁寧に伝えたい場合は「 Can you 〜 」を「 Could you 〜 」にしますが、ややこしければ文頭か文末に「 Please 」をつけるだけでも問題ありません。
前のシート戻して(CAさんに)
- Please tell ( him / her ) to put the seat up.
自分で前の座席の人に伝える場合の例もご紹介します。
シート戻して(自分で伝える)
- Could you put your seat up, please.
- Please put your seat up.
このように伝えてください。
相手はこちらを非英語圏の人間だと相手もわかるので丁寧な口調で伝えるとトラブルに発展しないと思います。
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まとめ:事前準備をすればエコノミークラスは快適になる

機内で快適に過ごすためには事前準備と行動が必要です。
日本を離れると、これまで「当たり前」と思っていたことが通用しない場面にたくさん遭遇します。
国が違えば習慣が異なるので、その「違い」を楽しめるとたくさんの「気づき」が見つかりますよ。
機内を快適にして現地で思いっきり楽しみましょう。