
日程分の服を持っていく?それともホテルのランドリーサービスを頼む?
荷物が重くなるからあまり衣類を持っていきたくないです。
国内旅行ならまだしも、海外旅行だと持参する荷物の重量制限やスーツケースの容量分しか持っていけませんよね。
日程分の服を用意すると、衣類だけでスーツケースの半分を占めてしまうことも。
そこで荷物を減らすために旅行中は衣類を「手洗い」がおすすめ。
今回は「手洗い」が楽になるアイテム3つと洗濯方法についてご紹介します。
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海外旅行は手洗いをしよう

旅行先で洗濯する方法は大きく分けて3つ。
- ホテルのランドリーサービス
- 街中のコインランドリー
- 手洗い
海外ひとり旅の場合は手洗いをおすすめします。
基本は毎日洗う、そうすると3日分の着替えがあれば問題なく旅行ができます。
- 1着目:日中の観光
- 2着目:汗で着替えて再び観光
- 3着目:シャワー後(翌日用)
洗濯は夜のシャワー時にまとめてすると楽ちんですよ。
乾きやすい服なら夜に干しても朝には乾いています。
手洗いするメリット
手洗いするメリットは持参する衣類を減らせること。
毎日手洗い
- 下着
- 靴下
- インナー
- Tシャツ
毎日洗濯すれば洗う量は意外と多くありません。
洗濯物を貯めると面倒になるのでこまめな洗濯を心がけてください。
手洗いするデメリット
手洗いする手間ぐらいですかね。
手洗いは手間がかかる
- 洗う
- 脱水する
- 干す
下着などのインナー類やTシャツは毎日手洗いするにせよ、厚手の上着やズボンを毎日洗う必要はありません。
汚れなければ日本に帰ってからでも問題ないと思います。
衣類によって洗う頻度を変えましょう。
海外旅行に持っていく服
個人的な意見になりますが、海外旅行にオシャレは必要ないと思います。
移動しようが同じ土地に留まろうが、同じ人と顔を合わせる機会はほとんどありません。
お互い旅行者同士。
それぞれのスケジュールがあります。

なんて思われませんのでご安心ください。
(もちろん旅の楽しみ方は自由。オシャレすることが目的なら思いっきり楽しんでください!)
私はいつも機能性で服を選んでいます。
機能性で服を選ぶ
- 乾きやすい
- シワになりにくい
- 伸縮性があり動きやすい
高級レストランやバーなど、フォーマルな場所に行く予定があるならシワになりにくい襟付きシャツを持参しましょう。
海外では襟付きでないと入店できないフォーマルなお店は結構あります。
海外旅行中の手洗い方法

それでは手洗いに関するテクニックをご紹介します。
洗面台シンク、もしくはドライバッグ(袋)にわけた手順をご説明します。
まずは浸け置き
はじめに、手洗いをする準備をします。
手洗い準備
- 洗面台のシンク(ドライバッグ、バケツも可)
- ホテル備え付けの石鹸(または洗濯洗剤を使用)
洗濯物を入れてお湯を張って、石鹸または洗濯洗剤を溶かして10分ほど浸け置きます。
浸け置きすることで汚れが落ちやすくなります。
手洗い手順
10分ほど浸け置いた洗濯物を手洗いします。
■洗面台シンクで洗う場合
シンクで手洗い
- お餅つきのように上下左右入れ替えながら30回ほど手で押し込む
- キレイなお湯に入れ替える
- 衣類を手で押し込みながら、水がキレイになるまですすぐ
シンクで洗うと周囲に水が飛び散ります。
スマホなど濡れてはいけないものは避難させてください。
■ドライバッグを使って洗う場合
もしもシンクが使用できない場合は袋を使います。
使用する袋は、生地が丈夫で水が漏れないドライバッグがおすすめです。

袋を使って手洗い
- お餅つきの要領で30回ほど押し込む(シャワー室で衣類を上から踏みつけると楽)
- キレイなお湯に入れ替える
- 衣類を押し込みながら、水がキレイになるまですすぐ
シンクを使って洗濯するのと同じです。
ドライバッグを使うメリット
シャワーを浴びながら洗濯できる
ペタンコになるドライバッグは持ち運びに便利。
もちろんカバンとしても使えますよ。
洗濯する以外にも使える用途があって助かります。
脱水手順
手洗いした衣類を脱水します。
しっかり脱水すると乾く時間が大幅に減ります。
しかし、やりすぎると衣類が傷む心配が。
そこで下記の脱水方法をお試しください。
脱水手順
- 衣類を手で押さえつけ(体重をのせて)、ある程度水分を出す
- ホテルのタオル(バスタオル)を広げて1着のせる
- 洗濯物をのせたタオルをクルクル巻く(洗濯物がタオルに巻き込まれる)
- 脱水完了
タオルが水分を吸い取り、高い脱水効果を発揮します。
ポイントは1着ずつ。
タオルはすぐにベチャベチャになるので、水泳で使用するセームタオルなら絞るたびに吸水性が復活して重宝しますよ。
海外旅行に便利な洗濯アイテム

手洗いが楽になる便利アイテムをご紹介します。
手洗い便利アイテム
- 洗濯ロープ
- ドライバッグ
- タコ足ハンガー
- 小分けされた洗剤
洗濯ロープ

干す場所って何気に困ります。
- ドアノブに引っ掛けても1着が限界
- 椅子の背もたれに濡れたものをくっつけたくない
バスルームやクローゼットに干しても湿度が高い・風通しは良くない。
洗濯物はなかなか乾きません。
そこで洗濯ロープの出番です。
5Mあるから引っかかる場所さえあれば手軽にセットできます。

引っ掛ける場所がなくてもロープをクルッと回せば問題ありません。
洗濯ロープを選ぶポイント
先端のS字フックが細いもの
細いS字フックなら僅かなくぼみに引っ掛けられます。
フックがプラスチック製の分厚いものだと引っ掛ける場所が限定されてます。
購入時には先端のフックの細さを確認してください。
洗濯物を直接ロープにかけることでハンガーを使わなくても干せます。
ドライバッグ(防水バッグ)

汚れたシンクで洗濯したくないときはドライバッグ。
軽量でペタンコになり最終日はサブバッグとして使えます。
10L〜20Lのドライバッグがちょうどいいサイズ。
ドライバッグの口に片足を入れて踏みつけると力を使わず楽に洗濯できますよ。
ほかにも、下着など小さいものだけを洗うならジップロックがおすすめ。
ジップロックの良いところは密封できること。
生乾きの洗濯物から発生する生乾き臭を封じ込めます。
-
機内持ち込みだけじゃない!海外旅行者目線のジップロック活用法
続きを見る
タコ足ハンガー(ミニパラソルハンガー)

下着やTシャツも干せるタコ足ハンガーは非常に便利。
手洗いの強い味方です。
8ピンほどの小さなもので十分ですよ。
小分けの洗濯用洗剤

ホテルの石鹸で洗いたくない場合は小分けにされている洗濯用洗剤を持参します。
現地調達してもいいですが、海外で売られている洗剤は大容量ばかり。
ほとんど捨てて帰ることになります。
もったいないので小分け洗剤を持参してくださいね。
■洗剤の種類
液体洗剤:水に溶けやすくて手洗い向き
粉末洗剤:気兼ねなく機内持ち込みができて、液漏れの心配なし
液体物の機内持ち込みルール(国際線)について、こちらの記事で紹介してますので合わせてご覧ください
-
目薬や歯磨き粉などの「液体物」を飛行機に持ち込むルール(国際線)
続きを見る
海外旅行中の手洗い以外の洗濯方法


もちろんホテルのランドリーサービスや街中のコインランドリーも活用できますよ。
ホテルのランドリーサービス

ランドリーサービスがあるホテルなら、備え付けの袋に洗濯物を入れて伝票を記入すると洗濯してくれます。
仕上がり具合には満足できますが、欠点もあります。
ランドリーサービスのデメリット
- 受け取りに2日ほどかかる
- 費用が発生する(高額になりがち)
多くのホテルは受け取りに2日ほどかかります。
一日で仕上がってくることは稀です。
場所により異なりますが、費用は「Tシャツ1枚400円」ほど。
なかなか割高なサービスになります。
街中のコインランドリー
2人以上のグループ旅行ならコインランドリーはおすすめです。
一緒に洗濯して費用は割り勘にできて、乾燥機を使うと部屋干しする必要さえなくなります。
コインランドリーのメリット
ホテルのランドリーサービスに比べて格安
費用は国よって異なりますが、洗濯機30分・乾燥機30分でだいたい500円ほどでしょうか。
ランドリーサービスと比べると格安です。
しかし、もちろん不便な点もあります。
コインランドリーのデメリット
- 洗濯物を持ち運ぶ必要がある
- 洗濯が終わるまで待つ必要がある
- コインランドリーを探す必要がある
- 現地語で使用説明、使い方がわからない
洗濯機を回して30分〜60分、乾燥機を使うとさらに時間がかかります。
さらに、洗濯機が止まった瞬間、順番待ちの人が勝手に取り出す可能性は割と高めです。

見知らぬ人に自分の洗濯物を触られたくないです!
そんなときは洗濯が終わるまでコインランドリー周辺で待機する必要があります。
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まとめ:手洗い前提で、洗いやすい服を持参する

海外旅行の服装をもう一度おさらいします。
- 乾きやすい
- 着心地がいい
- シワになりにくい
これらを意識すると手洗いが非常に楽になります。
極力持参する荷物をおさえ、必要なら現地調達するぐらいの気持ちで用意すると荷物を大幅に減らせますよ。
荷物を減らすメリット
- 移動費が安くなる
- 荷物が軽くて持ち運びが楽になる
私の場合、日本で着ない服を持っていき最終日に捨てます。
多少襟元が伸びていても、汚れがあっても気にしません。
どうすれば身軽に行動できるか考えた結果、「旅行中は手洗い・最終日に捨てる」スタイルになりました。
この記事があなたの参考になれば嬉しいです。