
見つけました、最高のヘッドホン!
購入から半年、寝不足の日が増えたのは明らかにこのヘッドホンの影響です。
ずっと聴いていたくなるほどの音、長時間つけても痛くない快適な装着感、そして静寂の意味を理解したノイズキャンセリング。
4万円近いヘッドホン購入には勇気が入りましたが、結果的に今後ほかのヘッドホンを探す必要がなくなりました。

ほかのヘッドホンはもう試さなくていいや
そう思えるほどの満足感。
それでは音好き素人の目線から「SONY WH-1000XM4」の魅力をご紹介します。
「SONY WH-1000XM4」のレビュー

求めるポイント
- ノイキャン性能
- 聴き応えのある音
- 長く使えるヘッドホン
このような気持ちで探し、ついに出会った「SONY WH-1000XM4」
それでは使用した感想をお伝えします。
ノイズキャンセリング性能
素晴らしいの一言。
ノイキャンONにすると本当に静寂を感じます。
完全無音環境とはいきませんが音無し・ノイキャンONだと周囲の音を7割〜8割ほど抑えてくれます。
音を流せば周囲の音はまったく聞こえません。
音楽や勉強に集中できますよ。
音質
今まで気づかなかった音が聞こえるように。
映画・音楽・動画など、作品に関わった音響さんのこだわりを感じることができます。
高音・低音のバランスが良く、全体的にクリアな音質。
何時間でも聴いていたくなる音を出してくれます。
操作性
操作性も良好です。
右側コントロールパネルで再生/停止、曲の前後、音量調整を操作できます。
個人的には物理ボタンが好みで、タッチパネルは操作しにくいイメージがありました。
しかし「WH-1000XM4」は反応が良くて使いやすいです。

コントロールパネル操作
ヘッドホンの右側で操作
- ダブルタップ:再生 / 一時停(電話を受ける / 切る)
- 上にスライド:音量を大きく
- 下にスライド:音量を小さく
- 前方にスライド:次の曲へ
- 後方にスライド:前の曲へ
左側には物理ボタン「電源ボタン」「カスタムボタン」があります。
カスタムボタンには次の3つのうち、1つ割り振り可能。
- Googleアシスト
- Amazon Alexa
- 外音コントロール

筆者はアレクサを設定してます
ほかにも、ユーザーが声を出すと、再生を一時停止して外音取り込みモードに切り替わる「スピーク・トゥ・チャット」という機能が備わってます。
便利な機能ですが、ヘッドホンつけたままだと相手によって失礼に受け取られる可能性があります。
相手に合わせて使い分けてくださいね。
装着感

緩すぎず、キツすぎず、ちょうど良い側圧。
ふわふわ肉厚イヤーパッドが耳を優しく包みます。
映画2本、4時間つけっぱなしでも耳が痛くなりませんでした。
さすがに蒸れは感じましたが。
耳をすっぽり覆うオーバーイヤー型ヘッドホンだから仕方ないですね。
この点は我慢する必要があります。
いろんな場面で使ってみました

使用場面は以下の通り
使用場面
- 動画視聴
- 料理中
- 電車内
- カフェ
- 音声通話
- 工事現場のとなり:となりの家が工事中
前提として、常にノイキャンONの状態です。
動画視聴
細かな音まで再現されていると感じます。

こんな音が隠れてたんだ
このように、一度観た映画に新しい発見がありました。
自宅で動画鑑賞する価値を高めてくれます。
料理中
換気扇の音が完全に消えて快適です。
ただ、音が消えすぎて少々恐い思いをすることも。
沸騰して鍋が吹きだす音やソーセージが弾ける音も消え、聴覚に頼れません。

危ないから料理中はヘッドホンを使用しないと決めました
電車内
駅ってかなり騒々しいですよね。
そんななか、「WH-1000XM4」を装着すれば「ざわざわざわ!」から「サワッ・・・サワッ・・」へと周囲の雑音が変化します。
電車内の走行音・金属音は8割ほどかき消され、構内アナウンスや人の声は5割ほどに抑えられます。
もちろん音楽を再生すれば周囲の音はほぼ聞こえません。
カフェ
話し声は5割ほどかき消される感じです。
ノイズキャンセリングってあえて人の声をひろう設定なのでしょうか。
もう少し抑えてくれたら文句なしです。
音声通話
双方間、声はキレイに聞こえます。
通話相手も問題ないと言ってました。
長時間つけっぱなしでも耳が痛くならない装着感、テレワークに大活躍です。
工事現場のとなり
この記事を書いている最中、タイミングよく近所の家の補強工事がはじまりました。
足場を組み立てる甲高い金属音が鳴り響いてます。
うるさくて窓を開けられません。
しかし、このヘッドホンを装着すると工事の騒音は8割ほど聞こえなくなりました。
生活の快適度は格段に上がったと感じます。
好きなところ・不満なところ

さまざまな場面で使って感じた「SONY WH-1000XM4」の好きなところ・不満なところをご紹介します。
好きなところ
「WH-1000XM4」からほかのヘッドホンに付け替えると、音の違いに驚きます。
ほかのヘッドホンがおもちゃに感じるほど。
音質・ノイズキャンセリング・装着感・バッテリーもち・クリアな音声通話など、満足度が高すぎてほかのヘッドホンはもう必要ありません。
音が楽しくなりました。

「WH-1000XM4」が壊れるまで使い続けます!
不満なところ
ノイキャンONだと家のインターホンが一切聞こえないこと。
高頻度で居留守します。
ネットショップからの配送は、置き配指定するか配送予定時間の間は使用しないほうが良いでしょう。
ほかには、もう少しだけノイズキャンセリングのみで人の声をかき消して欲しいところ。
音質や機能についての不安はありません。
一般的な使い方をする人には十分満足できるのではないでしょうか。
筆者の使用状況
- 音楽鑑賞
- 映画鑑賞
- テレワーク
- Youtube視聴
- Audible聞き流し
音質・装着感・ノイキャン性能など、どれをみても最高級。
価格以上のヘッドホンだと思います。
発売当初は4万円代でしたが、2021年3月の時点では3万円半ばまで値下がりしているので買いやすくなりましたね。
購入後は専用アプリをダウンロード

「WH-1000XM4」を購入後は、まず専用アプリをダウンロードしてイコライザーを設定してください。
より高音質になって満足度もハネ上がります。
設定といっても12種類あるイコライザーから選ぶだけ。
アプリで選べる12イコライザー
Off、Bright、Excited、Mellow、Relaxed、Vocal、Treble Boost、Bass Boost、Speech、Manual、Custom 1 、Custom 2
購入当初はイコライザーOFFの状態で聴いて「こんなものか」と少しがっかりしました。
しかし、イコライザーを「Bright」にすると驚くほど素晴らしい音質に変身。
そこから一週間ほど寝不足の日々が続きました。

「Bright」モードをぜひ試してください!「もっと聴いていたい!」と純粋に感じますよ。
寝不足に気をつけてくださいね。
まとめ:「SONY WH-1000XM4」があれば、ほかのヘッドホンは必要ない

ヘッドホンに4万円近く出すのをかなり迷いましたが、思い切って購入して良かったです。
なぜなら、今後ヘッドホン選びに悩む必要がなくなったから。
そう考えると安い買い物でした。
今は新品でも3万円代半ばで購入できます。
「SONY WH-1000XM4」はあなたの日常を変化させますよ。
かんたんに商品説明
- 製品名:SONY WH-1000XM4
- カラー:ブラック、プラチナシルバー
- 重量:約254g
- 再生可能時間(ノイキャンOFF):最大38時間
- 再生可能時間(ノイキャンON):最大30時間
- 充電時間:約3時間 / 10分充電すると約5時間の音楽再生可能
- USBポート:Type C
- Bluetooth:Bluetooth5
- 発売年:2020年
- 有線接続:対応