機内持ち込みするときに液体物を入れるジッパー付き透明プラスチック袋といえばジップロックを想像するのではないでしょうか。
私は液体物を機内に持ち込む・持ち込まないに関わらず、海外旅行するときには必ず持参しています。
毎回持参する理由は使い勝手が良すぎるから。
この記事では機内持ち込み以外のジップロックの便利な活用法についてご紹介します。
ポイント
すべての荷物を小分けする
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機内持ち込み:液体物を入れる透明袋のルール(国際線)
まずは簡単に機内持ち込みルールをおさらい。
ジップロックMサイズが下記のルールを満たします。
液体物の機内持ち込みルール
- 再封可能(ジッパー付き)
- 透明でプラスチック製(多少ガラ有りでも可)
- サイズ:縦横の合計が400mm以下
- 容量:1リットル以下
- 100ml以内の容器に入れる
- 一人につき1袋
おすすめはジップロックのフリーザーバッグMサイズ。
※機内持ち込みに対応するジップロックは、この記事内の「ジップロックの種類」にてご紹介しています。
縦189mm x 横177mm、縦横の合計が400mm以下で機内持ち込み基準を満たし、厚み0.06mmと強度もまずまず。
液漏れをしっかり抑えるダブルジッパー構構造なので安心できます。
ジップロック活用法(小分けにして圧縮する)
ジップロックは密封に優れているので圧縮袋の役目もこなします。
旅行時はシワになりにくい衣類にしぼって荷造りすると荷物をコンパクトにまとめられますよ。
ジップロック以外に100円均一の透明プラスチック袋(以下、100均プラスチック袋)も合わせた活用法をご紹介します。
ジップロックで荷物を小分けにする
荷物を小分けにする理由は4つあります。
小分けにすると
- 雨や水漏れから貴重品を守れる
- 現地通貨の財布代わりになる
- カバン内がキレイにまとまる
- 透明で中身が見えて探しやすい
順に説明します。
雨や水漏れから貴重品を守れる
- 急に雨が降って濡れる
- カバンに入れたペットボトルから漏れる
このような状況でもジップロックに貴重品を入れておけば心配することはありません。
- パスポート
- スマートフォン
- クレジットカード
- メモ用紙
私はカバン内を水浸しにした経験があります。
カバンに入れたペットボトルのキャップの締めがあまく、気づいた頃には水浸し。しかも炭酸飲料でべチャベチャ。幸い、貴重品はジップロックに入れていたためスマホやお金をベタベタから守ることができました。
水の驚異から貴重品を守ってくれる頼りになる袋です。
現地通貨の財布代わりになる
そんな時はジップロックを財布代わりにすると便利です。
紙幣とコインを別袋にすればカバン内もすっきり。
紙幣はジップロック、コインは100均プラスチック袋にわけています
カバン内がキレイにまとまる
上記の写真は、機内持ち込み用に小分けにした上着(長袖)とネックピローです。
収納が苦手だからほとんどの荷物をジップロックに放り込んでます
空気を抜いてコンパクトにするとカバンを広く使えますよ。
- サイズ別:大・中・小
- カテゴリー別:衣類、常備薬、電子機器
この2点を意識して分けるとキレイにまとめられます。
ジップロックに収まりきらないものは100均プラスチック袋で対応。
100均プラスチック袋の密封性はイマイチですが安価でサイズが豊富だから便利です。
基本はジップロックに、小物や大きな物をピッタリサイズで収めたいときは100均プラスチック袋に。
すべての荷物をジップロックに入れるだけで収納上手になれます
透明で中身が見えて探しやすい
透明ならではの利点です。
お店のレジ袋で荷物をまとめると下記のような問題が。
- 中身がわかりづらい
- カサカサ音が鳴る
- 見た目が悪い
ジップロックや100均プラスチック袋にするとこのような不満から解消されます。
特に音に関して恩恵が強く、一度プラスチック袋の静かさを知るとほかの袋には戻れません。
ジップロックで汚れたものを密封する
汚れたものを密封する理由は2つあります。
密封すると
- 匂いが漏れにくい
- 他の荷物を守れる
嫌な匂いが漏れにくい
個人的な意見ですが、使用済み靴下などの匂わない(と願う)洗濯物をカバンに入れることに抵抗があります。
そこで活躍するのはやはりジップロック。
密封して匂いを封じ込めます。
ほかにも洗濯の生乾き臭対策に。
生乾き臭が発生してもジップロックで密封すれば他の荷物に匂いが移る心配がありません。
他の荷物を守れる
ビーチで遊んだ後、水着やタオルを水洗いしても砂が残ることはしばしば。
砂が付着した状態でカバンに放り込むと、カバン内が砂だらけになります。
そんな状況でも、濡れたもの・汚れたものをジップロックに入れて密封すると解決しますよ。
ジップロックで食材を保存する
日本で高価な果物でも海外では安く手に入るものはたくさんあります。
買ったはいいけど量が多くて食べきれない
ランチやディナーを考えて半分だけ食べたいなんてこともありますよね。
ここでジップロック本来の使い方をします。
もともとは食品を保存するための袋なので安心して食材を保存できますよ。
ジップロックの種類(機内持ち込みに適した4種類)
機内持ち込みに適したジップロックは下記の4種類。
- お手軽バッグ
- ストックバッグ
- イージーバッグ
- フリーザーバッグ
※ここで紹介していないマチ付きのスタンディングバッグは底が膨らみサイズオーバーになりがち。
種類 | サイズ | 特徴 |
お手軽バッグ | ・SSサイズ( 82mm x 165mm )厚み0.03mm ・Sサイズ( 150mm x 165mm )厚み0.03mm | コンパクト |
ストックバッグ | ・Mサイズ( 189mm x 177mm )厚み0.04mm ・Lサイズ( 273mm x 268mm )厚み0.04mm | 標準 |
フリーザーバッグ | ・Sサイズ( 127mm x 177mm )厚み0.06mm ・Mサイズ( 189mm x 177mm )厚み0.06mm ・Lサイズ( 273mm x 268mm )厚み0.06mm | ストックバッグより厚みがある 冷凍保存、そのままレンジ解凍可能 |
イージーバッグ | ・Mサイズ( 177mm x 203mm )厚み0.07mm ・Lサイズ( 279mm x 268mm )厚み0.07mm | スライダー式ジッパーで開閉がラク 最も分厚い |
機内持ち込み基準(国際線)は縦横の合計が400mm以下。
Mサイズ以下なら問題なく機内に持ち込めます。
はじめにお伝えした通りおすすめはフリーザーバッグMサイズです。
分厚くて丈夫なイージーバッグはスライダー式で開け締めはラクですがスライダー部分の膨みが引っかかり邪魔に感じます。
そしてピッタリ密封できないので液体物入れには適しません。
こだわりがなければフリーザーバッグMサイズを選べば問題ありません。
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まとめ:便利すぎるジップロック
海外旅行で大活躍のジップロック。
ジップロック活用法をざっくりまとめます。
- 液体・匂いから持ち物を守れる
- 小分けにすることで収納上手になれる
荷物を小分けにする理由
- 雨や水漏れから貴重品を守る
- 現地通貨の財布代わりになる
- カバン内がキレイにまとまる
- 透明で中身が見えて探しやすい
汚れたものを密封する理由
嫌な匂いが漏れにくい
他の荷物を守れる
これらに加えてジップロック本来の使い方である「食材の保存」
このように、液体物の機内持ち込み以外にも様々な場面で使い回せる万能な袋になります。
小さな穴が空いて密封できなくなっても小物入れ用にしてボロボロになるまで使い回すとエコですよ。