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海外旅行に必要なもの|シンガポール・マレーシア・タイを陸路旅した持ち物

シンガポールからタイまで陸路旅したいんだけど、何を持っていけばいいのかな?経験した人に聞きたいな。

シンガポール、マレーシア、タイを一ヶ月で陸路横断した経験がある筆者がこの質問に答えます。

この記事を書いている人

滞在した国

ワーキングホリデー(ニュージーランド1年、オーストラリア2年)、短期留学(フィリピン3ヶ月)、海外現地採用(タイ4年)、海外出張(中国1年、韓国3ヶ月)、旅行(これまでに挙げた国、台湾、香港、マカオ、シンガポール、マレーシア、ラオス、ベトナム、アメリカ)

この記事では「必要なもの」と「あると便利なもの」についてご紹介します。

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必要なもの

必要なもの

  •  パスポート
  • クレジットカード・デビットカード
  • SIMフリースマホ
  • 胃腸薬
  • 鍵(ロック用品)
  • ボールペン

それでは順に解説していきます。

パスポート

そもそもパスポートがなければ出入国できません。

注意点はパスポート残存有効期間に気をつけてください

シンガポール

パスポート残存有効期限 : 滞在予定日数+6ヶ月以上
ビザなし滞在可能日 : 30日以内(14日になる場合も)

マレーシア

パスポート残存有効期限 : 6ヶ月以上
ビザなし滞在可能日 : 90日以内

タイ

パスポート残存有効期限 : 6ヶ月以上
ビザなし滞在可能日 : 30日以内

各国とも原則、国を出るための航空券が必要です。

しかし、実際は航空券なしでも日程説明だけで入国を認められる場合が多いです。

税関職員の判断次第になりますので慣れないうちは航空券を用意してください

長期で旅するつもりだから細かい日程決めてない

こんなときは「捨てチケット」を購入しておくと安心です。

捨てチケット

使わない航空券、つまり「捨てるつもりのチケット」です

価格は5千円程しますが、第三国の近場で安い航空券を念のため購入します。

さらに付け加えると、原則では国を出るための航空券が必要とお伝えしましたがその国から出る航空券でなくても問題ありません

たとえば

  • 航空券1:日本 → シンガポール
  • 航空券2:タイ → ベトナム

上記の航空券でも入国でき、マレーシアも問題なく通過しました。

税関職員に陸路でタイに向かうことを告げる、またはタイからベトナム行きの航空券を見せれば納得してくれます

※税関職員の判断次第になりますので臨機応変な対応をお願いします。

クレジットカード・デビットカード

つづいてカード類です。

クレジットカード

クレジットカードを持つ理由は海外旅行損害保険のためです。

  • 旅先で事故による怪我で入院
  • 病気による緊急入院
  • 持ち物を盗まれた

このような場合に保険金が補償されます。

クレジットカード付帯の海外旅行損害保険には、自動付帯と利用付帯の2種類あります

自動付帯:クレジットカードを持参するだけで保険がついてくる

利用付帯:日本を出国するまでに公共交通機関など旅費の一部を支払わないと保険が付帯されない

利用付帯の場合は航空券や電車、バス代金をクレジットカードで支払う必要があります。

その点、自動付帯は旅行前に申請の必要はなく、クレジットカードを持参しているだけで保険が適用されます

私はエポスカードを毎回海外旅行に持参しています

エポスカードは海外保険が自動付帯で補償内容も充実しています。

エポスカード海外旅行保険の補償内容

保険の種類と保険金額

  • 傷害死亡・後遺障害:最高500万円
  • 傷害治療費用:200万円(1事故の限度額)
  • 疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額)
  • 賠償責任(免責なし):2,000万円(1事故の限度額)
  • 救援者費用:100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
  • 携行品損害(免責3,000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

年会費永年無料、自動付帯、国際ブランドはVISA

渡航日から90日以内は保険適用なので旅をするにはもってこいです。

充実した補償内容で年会費無料だから、海外旅行保険のためにエポスカードを発行しています

デビットカード

現地ATMで現地通貨を引き出すためにデビットカードを使用します。

クレジットカードでもATMでお金を引き出せますが、ATMがカードを飲み込んでしまう場合があります

私はこのような体験をしました。

銀行横にあるATMから現金を引き出す。
現金を財布にいれているとATMにカードを飲み込まれる

かなり焦りる。周りには通行人が群がる。

親切な人が銀行職員に伝えてくれて無事にカード救出

言葉が通じなくて相当焦りました

もしも夜間にATMを利用してクレジットカードが飲み込まれたら、カード救出は翌日になるかもしれません

その事件以来、現金引き出しは「日中のみ、銀行横のATMで」が自分ルールに

このような場合に備えて引き出し専用のデビットカードを持参します。

どうしても取り戻せない場合は置き去りにするつもりです

日程の都合がありますので、デビットカードは「予備」という位置づけです。

両替については現金両替ではなくATM引き出しをおすすめします。

■現金で両替する場合

  • 両替所により、名前やパスポート番号を記入する必要がある
  • 都市を離れると両替所はほとんどないが、ATMなら地方にもたくさんある

ATMで現地通貨引き出しは「楽で便利で時間短縮」になります。

それに、レートは悪くないですよ

■ATMで通貨引き出し

VISAカードの場合「VISA」「PLUS」マークのあるATMなら使用可能
カードを第三者に不正使用された際の補償もついているのでおすすめです

私は楽天銀行デビットカードと三菱UFJ-VISAデビットを持参しています。
同じ財布にはいれずバラバラに所持

2枚持つ理由は、「もしも」の場合に備えてです。

SIMフリースマホ・充電器

ほとんどの国で、旅行者用の7日から30日ほど利用できるSIMカードが販売されています。

移動中にインターネットが使えると、その場で情報を調べたり翻訳機能で伝えられたり旅の難易度がかなり下がります

スマホでインターネット使いたいけど、現地購入は難しそう

このように思うなら下記を検討してみてはいかがしょう。

  • 海外で使える海外WiFi
  • AISが提供する東南アジア周辺でデータ通信が使えるSIMカード(SIMフリースマホ必要)

旅行前に日本で入手できて安心です。

ほかにも、電子機器のプラグ形状を旅行前に確認してください。

プラグ形状が合わないと充電するために変換プラグを探し回らなければいけません。

プラグ(コンセント)の形状

日本のプラグ形状「Aタイプ」がさせない場合あります。
日本人がよく利用するホテルだと問題ありませんが、ローカルホテルに滞在する予定なら変換プラグを用意してください。特に安宿は対応していない場合が多いです。

変圧器

最近のスマホは「100Vから240V」対応しているので変圧器を用意する必要はありません。

国をまたいで旅するなら各国対応の変換プラグがおすすめです。

海外変換プラグ

胃腸薬

胃腸薬
胃腸薬

旅をするのに必要なアイテムです

一人旅、現地のご飯を屋台で食べたい

屋台でローカルフードを堪能することは旅の醍醐味ですよね。

しかし、屋台飯で気になる衛生面。

どんなにお腹の強い人でも覚悟はしておいた方がいいですよ。

お腹をこわすと観光どころではありません

東南アジアは公共トイレがほとんどない場所もあります。

そこで胃腸薬が活躍します。

私は旅に風邪薬・頭痛薬・絆創膏を毎回持参していますが、使用する機会はほどありません

しかし、胃腸薬にはお世話になりっぱなしです

ぼー
これまで幾度となく救ってもらいました

「あると助かる」ではなく「なくてはならないモノ」。

腹痛はほんとに辛いです。

胃腸薬は持参してくださいね。

鍵(ロック用品)

ケーブルロックと鍵
ケーブルロックと鍵

防犯用に数個持っていると外出時に安心です。

かばん用の鍵・ケーブルロック

かばんのファスナー・ジッパーに鍵をかけてスリを抑制します。

東南アジアでマーケットの人混みでスリ被害にあう可能性は高いです

カバンは胸の前に、目を離さず持ち歩いてください。

ワイヤーロープ・コイルロック

外出するときは荷物を一つにまとめてベッドの柱などに固定して盗難対策してください。

ホテルの従業員や宿泊客など色んな人が出入りします。個室でも安心できません。

常に予防する意識を持ってください

そんなのカバンを切られたらどうしようもない!

このような意見もあります。

大切なのは、用心していると思わせること。「ロックされてる、面倒だ」と思わせるだけで効果ありますよ。

ワイヤー機内持ち込みの注意!

自転車に使う大きめのワイヤー錠は機内に持ち込めませんでした
※預け入れなら可能です

ボールペン

出入国カードに記載するとき必要です。

陸路旅なので自前を用意してください。

タイの公式書類は青色で記入するルールがありますが、黒色で出入国カードを書いても問題ありません。

ボールペンはすぐ取り出して出入国の人日に備えてください。

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あると便利なもの

  • 日本円
  • 折りたたみ傘・レインコート
  • 雨用のプラスチック袋(ジップロックなど)
  • 帽子
  • タオル・ハンドタオル

それでは順に説明します。

日本円

入国直後、円を現地通貨にすこしだけ両替します。

私の場合

日本円は3万円だけ持参(あとは現地ATMで引き出す

・シンガポール入国直後、空港で1万円両替(到着時刻が遅い場合は日本で両替)

・シンガポールからマレーシアへ陸路移動する前にマレーシア通貨に少額両替、入国後に残ったシンガポールドルを全額両替
(シンガポール・ドル → マレーシア・リンギット → タイ・バーツ)

こうすることで、無駄なく通貨を使い切ります

雨の日

さっきまで晴れていたのに、急に雨が降ることもあります。

折りたたみ傘・レインコート

雨季以外は降っても一時間以内にやむ場合が多く、雨がやむまで待つかタクシーなどで移動すれば濡れる心配はありません。

両手を使いたい・少しでも荷物を軽くしたいならレインコートがおすすめです。

雨用のプラスチック袋(ジップロックなど)

急な雨から濡れてはいけないモノを守ります。

折りたたみ傘よりもジップロックなどのプラスチック袋の方が活躍しました

  • ジップロック
  • カバン全体を包めるサイズの防水袋

これらを用意して色んな場面で使い回します。

小物をプラスチック袋に入れると防水対策や荷物の整理が容易になりますよ

ジップロック
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晴れの日

東南アジア、外は暑すぎます。そして室内はエアコンが効きすぎてかなり寒いです。

温度の変化に気をつけてください

帽子

帽子は意外に役立ちますよ。

  • 日差しから守ってくれる
  • 髪をセットする必要がない
  • 雨が降っても髪は濡れない

寝癖がついても帽子をかぶればいいので便利です。

私は海外旅行は常に帽子を持参します

タオル・ハンドタオル

ホテルの備え付けタオルでも問題ありません。

  • 汗を拭う
  • 移動中の枕代わりになる

東南アジアは暑いので歩きまわると汗だくになります。移動時には小さめのタオルが欲しいところですね。

まとめ:荷物は少なめを心がけるけど、必要なものは必要

いかがでしたか。

今回はシンガポール、マレーシア、タイの陸路旅で必要な持ち物、あると便利な持ち物をご紹介しました。

これまで紹介したものをまとめます。

必要なもの

  • パスポート
  • クレジットカード・デビットカード
  • SIMフリースマホ
  • 胃腸薬
  • 鍵(ロック用品)
  • ボールペン

あると便利なもの

  • 日本円
  • 折りたたみ傘・レインコート
  • 雨用のプラスチック袋(ジップロックなど)
  • 帽子
  • タオル・ハンドタオル

持っていくと便利なものはたくさんありますが、多すぎると移動が大変です。

しかし、必要「かもしれない」と考えているモノはほとんど使うことはありません

必要になれば現地調達すればいい

このように考えると荷物の選別がスムーズになりますよ。

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