気心知れた人たちと海外旅行。
どこに行こう、何をしよう、何を持っていこう?
計画の段階からウキウキします。
みんながいるから楽しい!
確かにそのとおりだと思います。
それに比べ、海外ひとり旅はすべて自分ひとりで計画。
いえいえ、ひとり旅も最高に楽しいです。
今回はグループ旅行の魅力とひとり旅の魅力について解説します。
海外でひとり旅したいけど、一人だと面白くないかなって悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
まずはグループ旅行の魅力から解説します。
グループ旅行の魅力
いいですね!
青春を感じます。
数日も予定をあわせるって、歳を重ねると意外にできなくなります。
- 学校行事が忙しい
- アルバイトをする
- 仕事があるので長期間休めない
- 結婚など生活の変化
- 家族が新しく増える
奇跡的に予定が合った。
それなら思いっきり楽しみましょう!
それでは早速、グループ旅行の魅力についてお話をします。
感情を共有できる
喜怒哀楽といった感情。
誰かと同じ気持ちになれるって素敵なことですね。
美味しい料理を食べながら会話を楽しみ
トラブルが起これば一緒に乗り越え
美しい景色に感動して記念撮影
一緒にいるから楽しめる
感動・喜び・驚きといった感情を分かち合う。
同じ場所にいて、同じ体験をするから。
体験の共有、いいですね。
人の興味に乗っかれる
はじめての海外でも、誰かと一緒なら心強いものです。
一緒に海外旅行するほどの仲だから、相手のやりたいことは興味がなくても参加。
そして、それが「新しい体験」につながります。
興味はなかったが、誘われたので
- 占いに行ってみた
- 人体博物館についてった
- ゲテモノ料理を食べてみた
- バンジージャンプに挑戦してみた
自分ひとりでは思いつかない体験をすることに。
もしかすると、意外と面白くて新しい趣味になるかもしれません。
誰かと行動をともにすると、新しい気づきを得る機会が増えます。
分け合える
「お互いに費用を出し合う仲」という前提で話します。
いろいろ分け合って豪華な旅に。
ホテル代を割り勘
一部屋の料金で、2人または3人以上泊まれます。
みんなで泊まって費用を割り勘。
ちょっと豪華なホテルに泊まれます。
料理をシェア
食べてみたい料理がいっぱい。
いろんな料理を頼み、みんなでシェアします。
日本では食べれないたくさんの料理が味わえます。
移動費の割り勘
タクシーで目的地まで。
みんなで割り勘、安く快適に移動できます。
費用を安く済ませて時間を有効に使えます。
フライトで荷物の共有
帰りのフライトで荷物が重量オーバー。
誰かの荷物に余裕があれば預かってもらえます。
さらに、シートが隣同士なら知らない人より気楽です。
分け合うことで費用を抑えてすこし豪華な体験ができます。
ひとり旅の魅力
確かに、グループ旅行はさまざま場面で共有・共感できます。
しかし、それが仇になることも。
- 意見が分かれると妥協が必要に
- 疲れている相方を気遣いホテルで待機
- 楽しいけど、ずっと一緒だと疲れる
すごく気の合う人でも、長時間一緒にいると疲れるかも。
別行動すればいい話ですが、海外に来て「なにかそれは違うな」と感じます。
ひとりの時間が好きな人は、たとえ仲良い人と一緒でも自分の時間は欲しい。
結構長めに。
長時間一緒だと、窮屈に感じるかもしれません。
もしもあなたが「自分の時間は欲しい」と思うなら、ひとり旅のほうがおすすめです。
一人でも全然寂しくありません。
ひとり旅が大好きな私が、ひとり旅の魅力についてお話をします。
マイペースで動ける
当たり前ですが、すべて自分のタイミングで行動・休息をします。
誰かと日程を合わす必要がないので急なプラン変更も。
3つのスタイル
- 有名な観光地めぐり
- 目的なくのんびり過ごす
- 気分次第なノープラン
ひとり旅は身軽です。
有名スポットを観光する予定が、疲れたので予定変更。
有名なリゾート地で休憩することに。
海を眺めてまったり過ごし、夜は海鮮料理を味わう。
マッサージを受け、ジャグジーでリラックス。
なんだか休んでいることがもったいなく感じ、再び予定変更。
ネットで情報収集、つぎの行き先を決める。
移動の途中、立ち寄った地域に興味を持つ。
短時間の滞在のハズが、気に入って帰国ギリギリまで過ごす。
このように、行き当りばったりで旅することも可能です。
情報が少ない場所でひとり旅。
自分の気持ちと相談しながら、気の向くままに。
「ひとり」になれる
「対人関係の悩みが減る」という意味での「ひとりになれる」です。
グループ旅行の魅力のひとつに、「分け合える」ことを紹介しました。
いろいろシェアして、お得に旅行ができます。
しかし、分け合うことでトラブルに発展するケースも。
グループ旅行の場合、自分の意見が通るとは限りません。
譲歩する場面も出てきます。
だいたいは譲歩できますが、ときには「それはちょっと」ということも。
もめる原因に「金銭感覚の違い」と「価値観の違い」があります。
例えば、4人で旅行した場合
(Aさんのドミトリー以外は、2人で一部屋)
- (Aさん)一泊ひとり800円、4人相部屋ドミトリーがいい
- (Bさん)一泊ひとり3,000円のホテルでいい
- (Cさん)一泊ひとり6,000円の中級ホテルがいい
- (Dさん)一泊ひとり10,000円以上の高級ホテルに泊まりたい
それぞれに想いがあり、どこに価値を置くか。
- (Aさん)みんなと一緒ならどこでもいい
- (Bさん)浴槽付きで、できるだけ安く済ませたい
- (Cさん)キレイな部屋で朝食も豪華、コスパのいい中級ホテル
- (Dさん)設備も眺めも最高級、非日常が味わえる高級ホテル
どの理由もすごく納得できます。
グループで意見が分かれた場合、誰かが譲歩する必要があります。
食事や移動手段も同じです。
- 屋台で食べたいけど、外で食べるのが苦手な人がいる。
- タクシーで快適に移動したいけど、ローカル路線バスに乗りたい人がいる。
たまにならいいですが、毎回自分の意見が通らなければストレスに。
なぜだか、こういう決め方は苦手です。
ひとり旅は、このような悩みごとから解放されます。
それに日本では意外と「ひとり」になれません。
ゆっくりひとりで考える、いい機会にもなります。
他の旅人と仲良くなりやすい
複数 対1人より、1対1で話す方が気楽に感じませんか?
ひとり旅同士、意気投合することもあります。
ひとり旅が好きだから孤独が好きかと言われるとそうでもありません。
誰かと話したい気持ちはあります。
もちろん気が合えばですが。
出会った旅人と
- 情報交換
- 面白話
- 失敗談
いろんな話をします。
海外で出会う日本人というだけで親近感がすごい。
ひとり旅が好きな人の話す内容は独特で、日本ではあまり話題に上がらない話で盛り上がったりもします。
「あなたはどう生きてるの?」から始まり
人生について真剣に語り合ったり。
ちょっとスピリチュアルですね。
海外の雰囲気がそうさせるのでしょうか。
もしも英語が話せるなら世界中の旅人と交流できますよ。
ふだん日本で暮らしていると、海外にいるだけでも非日常。
そんな中での交流はとても刺激的です。
まとめ:考え方と工夫次第
いかがでしたか?
グループ旅行とひとり旅の魅力をおさらいします。
グループ旅行の魅力
- 感情を共有できる
- 人の興味に乗っかれる
- 分け合える
ひとり旅の魅力
- マイペースで動ける
- 「ひとり」になれる
- 他の旅人と仲良くなりやすい
両方の良い面を取り入れるとより楽しめるかも。
グループ旅行だけど
- あらかじめ話し合って個別行動の時間を作る
- 意見が分かれたときはジャンケンで決める
ルールを作っておくとスムーズに話が進みます。
一緒に海外旅行するほどの仲だから、遠慮せずに自分の気持ちをしっかり伝えることが大切です。
ひとり旅でも
- 出会った旅人と少しだけ行動をともにする
- 日中は別行動、ご飯だけご一緒する
一人が好きだけど、寂しくなったら他の旅人に挨拶してみてはいかがですか。
結局は考え方次第です。
工夫をすればグループでもひとりでも楽しい旅になりますよ。
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