各メーカーからたくさんのヘッドホンが発売されているけど、数が多すぎてなにを選べばいいかわかりません。
この記事は、音好き一般人の目線から正直な感想を伝えるヘッドホンレビューになります。
ただの音好き素人の感想です。
ヘッドホン選びの判断材料にしてください。
私が選んだ基準
- 動画鑑賞メインで使用したい
- なるべく低価格で高品質のヘッドホンが欲しい
- 初ヘッドホン+初ノイキャンなのでイヤホンとの違いを知りたい
結論を先にいうと、「Anker Soundcore Life Q20」は映画鑑賞やテレワークには使いたい、音楽鑑賞はもう少し良い音を出してほしいと感じました。
それではレビューしていきます。
「Anker Soundcore Life Q20」レビュー
在宅ワークを機に、家で動画を観る機会が増えました。
イヤホンよりも音がいいと評されるヘッドホンに興味を持ち、出会ったのが「Anker Soundcore Life Q20」
選んだポイント
- 初ヘッドホン+初ノイズキャンセリングなので自分に合うか確かめたい
- なるべく低価格・高品質が欲しい
- 主に動画鑑賞用で使用したい
ノイズキャンセリング搭載ヘッドホンなのにびっくりするくらい安価。
アンカー製なら信頼できると思い購入しました。
「Anker Soundcore Life Q20」は私にとって初ヘッドホン・初ノイズキャンセリングです。
このヘッドホンの購入から半年たった今はSonyヘッドホン「WH-1000XM4」とAnkerイヤホン「Soundcore Liberty Aire 2 Pro」を所有。
性能を比較できるようになったので「Anker Soundcore Life Q20」に感じた正直な意見をお伝えします。
ノイズキャンセリング性能
機械音や車の走行音は半分ほどのボリュームになります。
ザワザワ騒がしい雑音には効果を感じますが、人の声はそれほど消えません。
感覚的には3割ほど静かになります。
しかし、音楽を流せば周囲の音はほとんど聞こえないので問題ありません。
音質
低音が良く効いています。
中高音についてはもう少し音にメリハリが欲しいのが本音です。
この価格で贅沢かもしれませんが。
音楽を聴くより映画鑑賞に適していると個人的に思います。
装着感
柔らかいイヤーパッドでクッション性が高く、まずまずのつけ心地。
2時間映画を一本観た後も圧迫で痛くなりませんでした。
ただし、密着感が高いぶん少々暑さを感じます。
夏場にヘッドホンを外で使うには無理があると理解しました。
操作感
物理ボタンが押しやすく非常に便利です。
各ボタンで下記の操作を行えます。
物理ボタンで操作
- 電源
- 音量調整
- 再生停止
- 電話応答
- ベースアップ
- ボイスアシスタント
- ノイズキャンセリングON/OFF
さらに、有線接続用の3.5mmヘッドホンジャックがMicro USBポートの隣にあります。
有線接続すればハイレゾ音源というものに対応し、クリアで繊細なサウンドが楽しめるそうです。
しかし、個人的には若干音が良くなったと感じるぐらいでした。
いろんな場面で使ってみました
次のような場面にノイキャンON状態で使った感想をお伝えします。
使用場面
- 動画視聴
- 料理中
- 電車内
- カフェ
- 音声通話
どの状況でも「ノイキャンON・音楽流す」とほとんど周りの音は聞こえなくなります。
「音無し・ノイキャンON」の場合、それほどノイズキャンセリング効果を感じませんでした。
音無し・ノイキャンONのみ
- 3〜5割ほど抑える:ガチャガチャした生活音、車の走行音、金属音など
- 3〜4割ほど抑える:人の声、アナウンス、サイレンの音など
ノイズキャンセリングはそこまで強くありません。
おまけ程度に考えておくと大きく期待を外しませんよ。
動画視聴
クリアな音声と強めの低音がミックスされて良い音出します。
セリフも聞き取りやすく一言一言はっきり聞こえます。
迫力ある重低音で、アクション映画やライブ映像はなかなかの見応え・聴き応えになりました。
料理中
換気扇の音が「ゴーッ!」から「コーッ」と軽くなります。
冷蔵庫の扉の開閉音はほとんど聞こえません。
炒めものをするときや蛇口から水が流れる音は完全には消えませんが、ある意味安心できます。
電車内
走行音や金属音など、うるさく感じる雑音は半分ほど消えます。
しかし、人の話し声や電車アナウンスは3割ほどしか軽減されません。
静寂には程遠いですが周囲は少し静まり、大きな金属音など耳障りな音はそこそこ和らぎました。
カフェ
コップやお皿のカチャカチャ音は半分ほど削減されます。
話し声はやはり3割ほどカット。
ノイキャンONで音楽を流すと、音量をそれほど上げなくても周囲の音は聞こえなくなりますよ。
私の場合は「カフェBGM」というサウンドを流していました。
ボーカルなしのBGMは勉強や読書に集中できておすすめです。
音を流さずノイキャンONのみでは静かになりません。
音声通話
相手の声は少しこもり気味ですが問題なく聞き取れます。
通話相手は「雑音がなくて聞き取りやすい」と言ってました。
双方問題なく通話品質は確保できテレワークに活躍します。
好きなところ・不満なところ
ここからは「Anker Soundcore Life Q20」の好きな点・不満な点についてご紹介します。
好きなところ
好きなところ
- 便利な物理ボタン
- 長持ちバッテリー
- 優しい装着感
- 迫力ある低音
一番のお気に入りポイントは物理ボタン。
押し間違いによる誤動作がなくなります。
タッチパネルも慣れると操作ミスしませんが、個人的に物理ボタンが楽ですね。
そして弾力性ある肉厚クッションは装着感は良好です。
3時間つけっぱなしでも、それほど耳は痛くなりませんでした。
あとはバッテリー持ちがとにかく良いです。
ノイキャンONの状態でなんと最大40時間も再生可能。
毎日2時間ほど使用していますが、最後に充電したのはいつだったか覚えていません。
もちろん音質も悪くありません。
飛び抜けて良いわけではありませんが迫力ある重低音で動画鑑賞が楽しくなりました。
不満なところ
不満な点
- AndroidスマホよりiPhoneの方が音が良い
- 長時間つけていると暑い
私はAndroidスマホとiPhoneを使い分けています。
※Androidは音楽・動画鑑賞に使用
Androidスマホの高音質コーデックaptX非対応のため仕方ないかもしれませんが、後日購入したノイキャン搭載ワイヤレスイヤホン「Anler Soundcore Liberty Air 2 pro」では同コーデックだけどiOS・Androidスマホで差を感じませんでした。
※対応コーデック:AAC / SBC
比較対象があったからこそ感じた不満です。
Androidで聴くと低音が軽くなり、物足りなさが残ります。
※iPhoneなら問題なし
付属ケーブルで有線接続すれば音質は向上しますが、ワイヤレスの恩恵がなくなり不便に感じます。
あと、暑い。
これも仕方ありませんが、イヤホンに比べるとやはり蒸れます。
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まとめ:「Soundcore Life Q20」は価格を考えると大変満足できる
改めて結論をいうと、一万円以下でこの音質・使いやすさ・性能ならじゅうぶん満足できます。
価格以上の価値はありました。
音質について、重低音はよく効いて迫力はありますが、欲を言えば中高音でもう少しメリハリが欲しい。
しかし、ノイキャンOFFにすれば音質は良くなります。
音楽鑑賞はノイキャンOFFがおすすめです。
長年ずっとイヤホン派でしたが、この「Soundcore Life Q20」を使用してからヘッドホンもいいなと思うようになりました。
はじめてのヘッドホン・ノイズキャンセリングでどんなものか興味あれば、この「Anker Soundcore Life Q20」は入門モデルとしてピッタリのヘッドホンだと思います。
デザインもカッコいいですよ!
かんたんに商品説明
- 製品名:Anker Soundcore Life Q20
- カラー:ブラック、シルバー、ブルー
- 重量:260g
- 再生可能時間(ノイキャンOFF):最大60時間
- 再生可能時間(ノイキャンON):最大40時間
- 充電時間:約3時間 / 5分充電すると約4時間の音楽再生可能
- USBポート:Micro USB
- Bluetooth:Bluetooth5
- メーカー保証:18ヶ月
- 発売年:2020年